河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「バレンタインプレゼント??」

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 若草読書会の新年会をお休みしていましたので、会の拠点である若草ホールまで主宰者の智麻呂ご夫妻にご機嫌伺いに。昨日は穏やかなお天気で、爽快なサイクリングでした。今回は「偐家持」氏のご担当で、親父さんに当たる「大伴旅人」に関する発表でありました。

 私がオーダーしたようなお題で、わざわざ太宰府まで取材にも行って頂いた。お話を聞きたかったですが、お話しのレジメをいただきに行ったというのが二番の目的です。本論13ページ、「賛酒歌」というお酒が好きだった旅人の13の酒にまつわる歌の資料と説明。更には今回メンバーが寄せた俳句や短歌とそれに関する偐家持氏の添削等々。

 今回は余興として「カルタ取り」も提案していたのですが、これにも参加できずでしたが。偐家持氏らしい取った数ではなく、取った歌の番号で一番を決めるという「民主主義・偶然主義」的な決め方であったようです。
 「思ひわび さても命は あるものの 憂きに堪えぬは 涙なりけり」(道因法師)
 が、一等賞であったようです。

 更に余興は続き、お仲間の手芸作品のジャンケンであったかどうかは聞き逃したが頒布もありました。プロの作品だけに、なかなか見事な作品ですが、私もいただけると聞いていましたので、受け取りでもありました。で、今回はそのいただいた作品を紹介します。バレンタインデーの翌日にいただいたので、勝手に解釈しての表題で。

 写真:おしどりカップル、羊小作品と携帯ストラップ

 
 酒賛歌から
 あな醜(みにく) 賢(さか)しらをすと 酒飲まぬ
 人をよく見ば 猿にかも似む(にむ)3-345

 しかし正岡子規
 「世の人は さかしらすをと 酒飲みぬ
 あれは柿くいる 猿にかも似る」と千年後にお返しをしているそうです