日本の家庭で行われている伝統的行事で「食物+お風呂」が付きものは端午の節句くらいか、我のみ知らずでしょうか。伝統行事ではないが、朝寝・朝酒・朝湯が大好きな大原庄助さんも、餅まで食っていない。京「瓢亭」も朝粥までの様だ。頼めば朝風呂(釜風呂)が付くが、絶対的に着くものではないのは、同じく京山端「平八茶屋」です。
昨日は端午の節句、勢州のK君は鯉のぼりを前に背丈を測ったことだろう。Nちゃんは息子夫婦と母方(我妻)の曾祖父母の墓参りに岡山まで。急な坂道を自分で歩いて登坂したとの便りに、柏餅を食べる様子が添えられてきた。
菖蒲湯の葉は、菓子を買うと付いてきたという。貧弱な量ではあるが、老夫婦二人ではこの程度で充分だろう。しかし、何か物足りなくて入浴剤をプラスした。これで、久しぶりの立派な偐温泉行です。
写真:菖蒲偐温泉