河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「乾漆の世界」

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 古くからの知人で、乾漆工芸作家彼谷利彬氏の作品展と即売会が開催されます。使って貰ってこそ工芸作品という、作家の感覚が良く現れた会場です。

 我が愚妻も歳と共に、指先に力が入らぬからと「乾漆器」を多く使う様になっています。確かに軽くて壊れにくく、使う程色艶が深くなります。また、傷を修復して頂くことも出来るので、結果として永く使えるということであります。

 <お便りには>
 乾漆のやわらかな形や表情に魅せられて、山あいの工房幕らしもすっかり長くなりました。この春に作った『乾漆 水盤』が2016年兵庫工芸展で昨年に続いて賞をいただきました。
 百貨店の改築工事のため、ほんの小さなスペースですが、今年も暮らしの器をご覧いただくことになりました。梅田にお出かけの折には、どうぞお立ち寄りください。

 と添えられていました。お調べしましたら「賞」は公募部門大賞とのことでした。この辺りも控え目な彼谷さんの人柄でしょうか。梅田周辺にお出かけの折に立ち寄られては如何でしょう。

 写真:案内通知より

 乾漆工房
 凛とした あかときの工房 漆をまく  <偐山頭火