大和郡山の金魚畑では数十万いや数百万匹の金魚が養殖されているのでしょう。最近のテレビ報道によりますと売価は、夜店用で一匹10円とか。思っていた以上に高いと思いましたが、養殖の様子や商品化の過程を見ているとコストも掛かっています。大きからず小さからずと云う、より分けが一番の苦労の様でした。
しかし、ご当所郡山では金魚は「ポイ」ですくうものでは無くて、虫取り網でごっそりと収穫するものでした。大雨が降ると養魚池からあふれ出した金魚は、田や畑の水路に逃げ込みます。その連絡を受けた我が家のガキどもが網を持って出かけます。大魚に恵まれることもありますが、溝にはまって金魚とりはもう嫌とべそをかくことも。
さて、昨日斯様なことを思い出して記事を書きながらテレビを見ましたら、「大相撲九州場所」が始まっていました。私の好きなスポーツの一つです。他はラグビーがスクール種目でしたので、六年間通じて楽しんでいました。相撲はM新聞のスポーツ記者と懇意でしたので、彼の記者証でよく観戦しました。M社は協会から与えられる記者席以外にも桝を持っていましたので、記者を押しやって自分と知人で正面の最前列で観戦していました。(時効です、仕事中でもこの桝はテレビには映りません)
昨日の放送でアナウンサーは「福岡場所でも九州全体の出身力士をご当所と呼びます」と話していましたが、協会の標記でも「九州場所」となっていますね。些細な事ですが、山口から沖縄まではご当所でも良いのではと思います。贔屓は特にありません、両手をしっかりついて電車道を目指す相撲取りが好きです。
写真:梅の実ひじき(難波高島屋で見付けたそうです)、大相撲ジャーナル