河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「良い日和に誘われて」

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 良い日和に誘われて、少し遠出に。親父の里に当たる東大阪市内の角田、今で云いますと菱江にあるお墓参りに。MTB行なら、ここから羽曳野市にある母方のお墓を巡る南河内までのトライアングル行が並でした。今回は少々自制いたしまして、河内の範囲でお墓参りというか輪行を楽しんでおります。

 さて、「角田」とか「菱江」という地名は大昔に今の河内が海、河内湖であったことを物語っております。江戸時代に河内に流れ込む大和川が、堺へのルートに付け替えられて、痕跡を残す深野池(大東市周辺)・新開池(東大阪市の鴻池新田周辺)も姿を消します。その、新開池の南西角にあったのが親父の実家で地名通り屋敷の南西角は鋭角でした。

 私も知らぬ間に地名が角田から菱江に変わっており、本籍の表示も菱江に変わっていました。どちらも河内湖らしい命名だと思いますが、住居表示のような周知の手続きはありませんでした。地名は文化財だと思うので、それなりの論議があったのであれば良いのですが。大阪の東だから「東大阪」という短絡的な命名では無さそうですが、一度行政にでも伺いたいところです。

 さて、その道中で見かけたのが写真茅葺のお屋敷。私の少ない知識では、城東区蒲生にある見事な茅葺の屋敷八尾の桃林堂が記憶に残ります。それに匹敵し、前後の道筋も雰囲気作りに貢献しています。斯様な屋敷を残すのは大変な努力でしょうが、是非引き続かれるを期待するものです。

 写真:東大阪市中野付近にて二題、付近の日吉神社、角田のお墓の説明(高倉墓地)

 塀
 見事だね 茅葺屋敷 へい塀も <偐喜久蔵拉麺>