河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

久しぶりに燻すか

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 先に紅葉を追いかけて御所・葛城の九品寺などを訪ねた時に買い求めた野菜類があります。黒っぽい葛城や金剛山の肥沃な土の匂いがすると、当地出身で若草読書会同人の恒郎女が仰る里芋や薩摩芋です。その販売所の出口近くに置かれていた「卵」にもつい手が伸びて、ついで買いとやらにひっかかりました。しかし、この玉子がことのほか美味でありましたので、表題の通り燻製にすることとしました。

 卵だけでは物足りなくて、鮭、チーズそして蒲鉾などの練り製品も一緒に燻しました。鮭はソミュール液という塩水に漬けて12時間、その塩分を流し出すのに10時間ほどの前作業、愚妻の体調を考えた塩分殆ど無しとしました。燻すのは通算で8時間程度でしょう。ご近所には迷惑な話ならぬ「匂い」につき、燻すのは夜間から早朝にかけての時間帯とします。

 そして出来上がりましたのが写真の製品(作品)です。講釈や手間暇の割りには見かけはも一つですが、味は自分で云うのもどうかとも思いますがまずマスでしょうか。孫や子供に向けて発送する分、友人知人に別ける分と捌いていくといくらも残りませんがこれがまた楽しい。ウソでも良いから美味しいと言ってもらえたら・・・。

 写真:卵をボイル、燻しています、出来上がり二題

 燻製
 森の木が 川遡る 鮭と逢い <偐山頭火