河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

斑鳩路 三塔が一望とは

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 以前友人の偐家持氏に連れられて山辺の道すがら、大和三山が一望出来る場所に連れていただいたことがあります。リンクでもよく分かるように、畝傍、耳成そして香久山が一望です。他にも同様の場所があるとは聞いていますが、私の知っていて且つ観たのはこの場所以外にはありません。三輪神社から近いので、観覧ご希望の方はご自由に。

 斑鳩の三寺、法隆寺法輪寺そして法起寺の塔が一望出来るというコピーに引かれて訪れたのが中宮寺跡。最近整備されて伽藍配置礎石や塔跡そして区域が整備された。その整備地区で前記の塔が一望出来ると云うがどう見ても見られない。しかし、良く説明板を見るとある場所を特定しているらしい。それが指し示す場所は確かに小さな屋根が設置されている。早とちりの愚僧は、一番高所の展望台だと信じて疑っていなかった、そこが「愚」僧の愚たる所か。

 望遠で撮った三塔の写真を掲載しますが、法隆寺の塔は画角内に戸建てでも建ったらこのコピーは消去の運命にあるような崖っぷちの景観です。法輪寺にしても門前の農地が転用されたのか、ここ数ヶ月肥培管理がされていませんので行く末はどうなることやら。何とか、暫く安泰なのが法起寺でしょうか。これとて、大型農機でも横切ればその間は幕間の運命にあります。斑鳩町全体としては、都市計画の見直しをして用途規制を緩和する方向にありますので、同じ行政の方向としてはちぐはぐな感も受けます。

 まあ、自分の早とちりを茶化して誤魔化したようでもあります。しかし、近年の観光客にはこんなコピーでも訴求力はあるかも知れませんな。興味と関心のある方はお早めにとでも云っておきましょう。本日は奈良県との境で所要があり、そのついでに足を伸ばして訪れました。他にも何カ所か新規発見がありますが、それは追々記すことにします。

 写真:法起寺の塔、中宮寺説明板他一題、パノラマ、法起寺塔、法輪寺塔、法隆寺塔、塔の方位です

 はてなの塔
 菩薩像 首をかしげる 一望に <はてな三塔か>