河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

犬鳴山温泉「夫婦会」

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 世に「**会」なるもの大流行とか、意外性や通常の価値観を打ち破るような命名が多い中、「親子会」や「夫婦会」と云う日常的な「会」は余り世間の目に触れることが無い。そこで、昨日は犬鳴山温泉で「夫婦会」と洒落てみたが、普通の夫婦のお食事でありました。

 良く通う犬鳴山、通常は元湯であります「山乃湯」ですが、寛ぎと御食事を考慮すると、温泉は雑でも「不動口館」となります。山歩きするという妻(このへんで既に夫婦会ではありません)、私は不動口館で風呂場に。塩素臭の強い浴場を避けて、半露天の地下に潜り込みます。

 長らく雨が降っていないせいか、山の生気がありません。川も底があちこちで露出しています。昼食で合流した妻も、滝が狭い、緑が痩せている・・・。とこの峡谷は、修験者の山らしく切り立って、岩で出来ているので保水力に欠けるのでしょう。

 ならば、帰路「日根神社」へ誘った。温泉からは直ぐで、夏には無かった初秋の雰囲気を醸し出しています。また、前回の見残しでしょうか、神社の横を流れる樫井川の分流(?)、の禊ぎ場から見る慈眼院の多宝塔が写真写りは良くないのですが、一番見えっぷりが良かったです。枕祭り本番にも訪れて見たいと思います。

 写真:不動口館ロビーから、露天風呂、修験場の滝など二題、日根神社山内、禊ぎ場から多宝塔

 潤い
 人に風呂 山野には慈雨 妻に愛  <超偐山頭火