河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

2008-01-01から1年間の記事一覧

泉州「奥水間温泉」

何十年目かの誕生日を祝ってあげるという家人の計らいで、奥水間温泉行とした。犬鳴山か奥水間かと聞かれて、誕生日と言うことで奥水間にして貰った。 しばらく奥水間へは通っていなかった、旅館では夏休みシーズンのプールの改修などに、作業員が忙しく働い…

岩手・宮城地震被害者を悼む

先日来マスコミが伝える、東北地方の地震の被害を見るたびに悲しい思いをされる温泉ファンの多いことでありましょう。私もその1人。 悲しいとき、心や体が痛むときその時々に応じて心を包んでくれ勇気をくれるのが、台地から湧き出た温泉であります。その、…

不動の湯こぼれ話

我が家の定番温泉である不動の湯は、早朝10時から開店している。齢を重ねた今頃になると、生活パターンは完全な朝方であり、10時開店はありがたい。出来たら、夜明けとともにでも開店して欲しいところだ。 最近はかけ流しとなって、益々お客が増えているよう…

お湯休め「温泉博士7月号」

いつもの温泉博士です、早いものでもう一ヶ月が経ったようですね。 早速ですが、今月号は関西人は「買い」でしょう。石川県白峰温泉「総湯」は無理としても、笠置温泉、奈良大宇陀、葛城かもきみの湯、羽曳野華の湯(必湯)、兵庫こんだ薬師湯(必湯)等々お…

お湯休め「温泉駅リスト改訂」

本学の図書館に収蔵しております、全国鉄道「温泉駅」リストを訂正しました。今回は、分類を変更したことと「玉造温泉駅」の追加です。 <河内温泉大学図書館> http://www.sidestaff.jp/tomita/

お湯休め「寅さんと温泉」

生誕80周年、生まれ変わり40周年、没後13年。国民的大スター「寅さん」と渥美清さんの周年企画が始まるらしいい。 さて、たかが寅 されど寅。終盤こそ、役者としての迫力が欠けるところがありましたが、そこは山田洋次監督、浅間義隆脚本そして五十嵐敬司と…

大阪「不動の湯と蕎麦屋」

大阪市内で野暮用を済ませて、早めに不動の湯へ。雨が降ってお天気が悪いとお客さんも少なく、ゆったりと風呂を楽しめる。 持論だが、雨が降ると温泉が濃くなる。今日の不動ノ湯も匂いがきつかった。犬鳴山温泉でも、同様の経験をしている。 湯上がりは「一…

大阪此花「遠来の友と一休に遊ぶ」

数十年来の友が集まった折に、千葉より来たる一人と「上方温泉一休」で旅の垢を落として貰った。私も本年3月以来の入湯で、前回と浴室が入れ替わり楽しめた。 あまり温泉には関心がないという友も、なみなみと注ぎ込まれる源泉に感動したという、長旅で萎縮…

お湯休め「玄関改装」

ブログのシステムが変更になったのでしょうか、玄関の写真が漫画に変わってしまいました。 そこで、この際ですので季節感のある写真に変更しました。温泉ネタ以外の写真は初めてです。これは、我が家の庭で咲いている紫陽花です。 今後はこの様な意匠での写…

長野県野沢温泉村「源泉かけ流しサミット」

報道によると、26日から二日間の日程で、「第4回源泉かけ流し全国サミット」が開催されていたとか。温泉旅館関係者ら、140人が参加。 国内5つの温泉地がそれぞれの活動状況を紹介し、薬膳料理や出張足湯の企画を報告したそうです。 十津川村も参加し…

お湯休め「誕生日カード」

定宿の木津温泉「ゑびすや」さんから誕生日カードが届きました。今年は3月に行ったきりですが、カードを頂くと「行くか・・」という気分になってしまいます。 【6~7月・蛍散策】浴衣でぶらり湯宿の旅という企画もやっていて、旅館から数分で螢の乱舞が見ら…

奈良生駒「音の花温泉」

奈良市内で所用をすませて後、河内方向へハンドルを切る。生駒山を越えずに龍田川沿いを南下、生駒市と王寺市の中間あたりにあるのが、「音の花温泉」。奈良市内は「かんぽの宿」が定番だが、音の花温泉も良い。 これでどうだ・・・とばかりの巨岩を組み合わ…

料金改定「大阪銭湯その2」

大阪府告示第713号 物価統制令(昭和27年政令第319号)附則第4項及び公衆浴場入浴料金の統制額の指定等に関する省令(昭和32年厚生省令第38号)第2条の規定により、公衆浴場入浴料金の統制額を次のとおり指定し、平成20年4月21日から実施する。 なお、…

料金改定「大阪銭湯」

先月21日から大阪の銭湯の料金が改定されている。 従前は380円だったのが410円とか。 大昔は、銭湯料金の改定は新聞の社会面等で大見出しになったのもだが、今やそうですか・・・程度の話題ですね。 本日、「不動ノ湯」にて料金の値上げを知り、回数…

お湯休め「温泉博士6月号」

困ったときの温泉博士である。今月号も温泉手形が豊富である。一つ二つ使えそうな施設があるので、時間を作って楽しむことにする。 温泉分析表の「自信があるから・・・」というのは如何なものかとも思う。温泉分析表は公表が義務付けられているはずだが、細…

お湯休め「尾道散歩」

尾道は坂の町、お寺の町そして水道の町さらに文学と映画の町だという。散策していると、ことさら映画ロケの場所を探さなくても、彼方此方にロケが出来そうな場所が点在している。 そして、目線を彼方に向ければ尾道の水道が見えてくる。真珠湾攻撃に設えて訓…

伊予松山「道後温泉街を行く」

街の魅力としての道後を紹介する。「温泉駅」名乗る駅は全国で42駅ある、四国ではここ伊予鉄道の道後温泉駅のみ、駅舎はお洒落なレトロ風。坊ちゃん電車の展示用の軌道も整備されている。 駅舎前から道後商店街が始まる。その起点には放生園という広場があ…

伊予松山「道後温泉 椿の湯」

道後温泉本館から100m程商店街を奥にはいると交差点があり、その斜め右にあるのが花こう岩を浴槽とした「椿の湯」があります。 この椿の湯は、古典に記されている聖徳太子のことばに起源をもち、その名が付けられたと言われており、日本最古と云われる道…

伊予松山「道後温泉本館」

山頭火終焉の地伊予道後温泉を訪ねた。 昭和15年10月10日松山城の北にある御幸寺に庵を結んでいた山頭火は、傍らで句会を開いていた同人の集まりの最中「コロリ往生」を遂げたという58歳。 来月58歳を迎えようとする私にとって、機会を得てこの度…

お湯休め「錦織公園から寺内町」

連休の一日、同僚諸氏と大和川、石川の合流点から石川を遡り富田林の錦織公園まで走り、帰路同市内の中世の町並みが残る寺内町を散策するMTB散歩を楽しんだ。 錦織公園は大阪府が府下何カ所かに設けている公園で、ここは自然の地形を上手く利用した作りで…

奈良「平城宮温泉」

いわゆる「かんぽの宿」を利用した。といっても、近くで所要を済ませて昼食とその前の汗を流す「日帰り」利用だ。 奈良には度々所要で訪れるが、平城旧跡にあるこの宿は立地から一番利用しやすい。加えて、入浴+昼食で1400円という非常に格安なプランがある…

泉州犬鳴山温泉「山乃湯 露天風呂進捗状況」

標題には犬鳴山温泉山乃湯の露天風呂進捗状況としましたが、はっきり言って全く進捗しておりません。また、進捗していないと言うことを確認できて「良かった・・・」とも思います。宿主のライフワークですから、業者を入れててきぱきと出来たんでは、応援す…

お湯休め「夕陽丘MTB散歩」

紀州街道を巡る旅の締めくくりに、街道の起点へとつながる上町台地をMTB散歩してみた。 先ずは、地名の命名者とも言われている先人のお墓に参ることから始めた。 鎌倉時代の歌人で『新古今和歌集』の選者でも知られる藤原家隆のお墓です。 契りあれば 難…

お湯休め「浜寺への道」

自宅のある河内から西へ進むと生野区のコウリアンタウン、日本語では御幸通り商店街に入る。文字通り韓国の食文化と衣類を取り扱う大きな街の象徴的な通りである。 キムチやトックそしてチジミなどが早朝にもかかわらず並べて売られている。豚のミミや鼻も並…

お湯休め「浜寺行」

大阪市内から紀州に至る「紀州街道」を辿って浜寺公園まで、犬養孝先生の揮毫になる大伴の「高師の浜の 松が根を 枕き寝れど 家し偲はゆ」という歌碑が移設されたと聞き見学と確認に訪れたもの。 天満の八軒家浜から伸びる高野街道がいずれかで分岐しての、…

大阪市「結婚式場と足湯」

大阪市中央区本町の「シティープラザ大阪」で開催の結婚式に行くと、玄関横に足湯があった。大阪には謎の足湯が多いが、また一つ謎が増えた。 職場の同僚の結婚式にお呼ばれ、最近お呼ばれすると、スピーチ等の負担が付いてくることが多いが、今回はそれが無…

お湯休め「くいだおれ人形」

食堂ビル「くいだおれ」が閉店というニュースに、感慨深い思いを持つ団塊の世代が多いことだろう。 「くいだおれ」は戦後間もない1949年6月、故山田六郎氏が「焼け野原となった道頓堀の復興に寄与しよう」と創業。翌年に店頭の機械仕掛の人形を置いた。…

お湯休め「温泉博士5月号」

ネタが切れた頃に送られてくる、非常にありがたい雑誌です。温泉手形は85湯と先月と同じです。 私の「マイ温泉」と言える犬鳴山の山乃湯もありました。例年はGWには掲載されないのですが、今年は奮発してくれたようです。もっとも、日祝日は利用できない…

お湯休め「明日香村散策Ⅱ」

私の、とっておきの飛鳥を紹介する。ほとんど人に出会うことのないルートだが、明日香村の又違った一面を見、感じることが出来るちいちゃな散歩道だ。 橘寺の奥の道を、石舞台方向(東)へ小山の裾沿いに歩くと、程なく集落の中心へ入る。急な坂を下りしばら…

お湯休め「明日香村散策」

春盛りの明日香村を散策してきました。橘寺、稲渕の棚田、石舞台、飛鳥坐神社、酒舟石、水落遺跡、甘樫丘から橘寺まで戻るコースです。 MTBで、桜、葉の花その他諸々の花を楽しみました。写真の石舞台は、樹木で被われており、料金を払って中に入らねば見…