河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

2007-01-01から1年間の記事一覧

お湯休め「温泉博士10月号」

温泉博士10月号が届きました。西日本の良泉100が特集となっているようです。色々な書き込みがあるようですが、本誌の特徴は「温泉手形」に尽きます。 雑誌代が390円ですから、500円の入湯料が無料になれば、ご馳走様です。これまでも、何回か御馳走…

有馬温泉「花小宿」Ⅱ

有馬温泉の金泉のあるお風呂には必ずと言っていいほど、脇に銀泉風のお風呂があります。花小宿も同様で写真の銀泉風のお風呂が設えてあります。私はこれをさら湯と呼んでいる。 金泉とセットでしっかり温泉を演出している。 有馬の銀泉は源泉がありますが、…

有馬温泉「花小宿」

有馬のオーベルジュの雄「花小宿」に遊んだ。有馬温泉は金泉で有名で「上大坊」がお気に入りだが、食事は「花小宿」に限る。 何を使ったのか・・と聞くと気が遠くなりそうになるほどの具材を、上品に仕上げた会席料理は、何度訪れても飽きさせない。それらの…

河内MTB行「八尾おゆば」足湯他

暦では秋「長月」、朝夕にその気配を一層感じますが、日中はまだまだ酷暑の名残が。 そんな休日、秋を探しに行きましたが河内ではまだその気配が見つかりません。 むしろ、ケイトウの花が今盛り・・・とばかり咲き誇っているのがおかしげです。 探しあぐねて…

岡山県湯原「郷緑温泉」

湯原温泉郷のやや南の田園地帯にぽつりと在るのが、郷緑温泉。物の本や知人の話を聞くにかけては思いを募らせていた温泉だ。 今回旅の復路に少し遠回りをして訪ねることにした。 思いは裏切られなかった。山の裾、少し登った所に郷緑温泉の入り口があり、中…

木屋旅館「河瀬の湯」再行記

木屋旅館内にある男性専用の共同浴場。旅館内で共同浴場という表現は一般的にはおかしいのだが、ここ木屋旅館ではこう表現しないと区別がつかない。もっとも、使い分けているのは私だけだが。 この風呂は、湯面が川面より高い。ということは湧いた湯をくみ上…

木屋旅館「元湯」再行記

元湯というのだから、木屋旅館の「元」の源泉だろうか、尋ねたことが無いが勝手な想像。温泉本通りに面していて、通りをそぞろ歩きする旅人の下駄の音が浴室に響いてくる。 このお風呂も、湯面が川面と同じレベル、故に下駄の音が天井横の窓から響いてくる。…

お湯休め「玄関改装」

玄関を真夏モードから立秋モードに変更しました。 場所は「般若寺温泉」の露天風呂です。吉井川畔の断崖に掘られた露天風呂、源泉は左の岩の隙間から湧いています。

三朝温泉「木屋旅館」再行記

三朝温泉での定宿は「木屋旅館」と決めている。理屈は色々並べられるが、要は身の丈に合っていると言うことだ。温泉本通りに入ると、少し鍵の手になった正面にある、木造一部三階建ての古い建物だ。 古い建物と「古びた」「汚れた」とは音が似ているが、似て…

三朝温泉「河原風呂」他

三朝温泉で一番有名なのが、三徳川に架かる三朝橋の南側にある「河原風呂」だろう、衆目を360度から集めるという構造は他に例を知らない。足湯の「河原の湯」を従えているが、どちらも無料で年中楽しめる、ただし奇数日の午前中は清掃時間で利用できない…

三朝温泉「株湯」再行記

中心温泉街から少し離れた集落の真ん中に「株湯」がある。小さな掘っ立て小屋という表現がぴったりだ。 前回の入湯時より多少温度が低くなったと言うが、それでも45度は立派な熱湯。三朝自体が80-90度を誇っているので、何程か手を入れているという噂…

奥津温泉郷「般若寺温泉」再行記

奥津温泉般若寺温泉に遊ぶ。奥津温泉の縦糸は吉井川、その縦糸が大釣温泉、奥津温泉街等々。その、温泉郷にあって独自の温泉文化を主張しているのが般若寺温泉。元、寺だったとか。 相変わらず、番犬が煩い。それを無視して進と人なつっこい女将が笑顔で迎え…

紀伊長島「有久寺温泉」

前回に続いて「これでも・・」シリーズというと失礼だが、本心からそう思ってしまうのが今回紹介する有久寺温泉。 紀伊長島の市街を過ぎた当たりで、山に分け入ること数キロ、こんな所に温泉があるのと思ってからまだ暫く走ると、お寺が見えてきてその宿坊の…

岡山県和気町「大中山温泉」

「これでも温泉」というシリーズがあれば多分筆頭に並べられるのが「大山中温泉」だろう。今もあるのか・・・と言う不安からご紹介しかねていたが、何方かのHPで紹介されているので未だあるのだろう。 岡山備前から和気ICに通じる街道沿いの採石場跡地の…

お湯休め「温泉博士9月号」

昨日は職場の若手を誘って「花山温泉」行でした。朝早く向かったので、浴室もがらーんとしてゆっくり入ることが出来ました。 同行の若手は、この手の温泉は初めてということで戸惑ってもいましたが、そのうちに「なんとも宜しいな・・・」と満悦。 食事とビ…

真夏に紀州花山温泉に遊ぶ

真夏に入り、初めての休暇を紀州花山温泉で遊ぶこととした。ストレスを背負っての温泉行は期待度が高まるが、ここは裏切らない。 アルコールに関する考え方が厳しくなってきており、日帰り行では女房の手助けを負うところが多いが、この距離程度だとうまく調…

鍼灸&不動ノ湯

約一か月ぶりに温泉へ、ただし温泉銭湯で辛抱です。 その前に、馴染みの鍼灸師のベッドで半日ほど緊張を解いて貰いました。久しぶりなので、リバウンドが怖く、「軽く」お願いしましたが、今日反動が厳しいです。 その帰り、不動の湯です・源泉かけ流しにな…

お湯休め「玄関改装」

暫く温泉行ができません。しのぎが忙しくてさっぱりです。 しかし、覗いていただける方もおられ申し訳ない思いで一杯です。 そこで、玄関を改装しました。 三瓶山温泉郷の小屋原温泉三番です。小屋原温泉は、以前も紹介しましたが、浴室が四つあってそれぞれ…

お湯休め「温泉博士8月号」

温泉博士8月号は「昭和の温泉街」という特集。昭和が文化財として語られ初めて数年経ちますが、温泉街という切り口は初見です。 下呂、山中、城崎そして道後温泉や雲仙という定番どころの昭和の景色が写真に納められています。私のこのブログの写真も、何時…

有馬温泉「上大坊」Ⅲ

有馬「上大坊」三回目は友人の送別会に。他学部に属する友人が退官するので、送別会を有馬で催した。 温泉には一端の蘊蓄を述べる友人だが、この宿は初めてという、まして有馬温泉でこの様な湯は知らなかったという。良いプレゼントになったか。 湯元通りに…

お湯休め「草の細道ー銀輪万葉集」

温泉行の行間で紹介しております、MTB行のおりに知人がうたった和歌と、私の戯れ句そして写真で編集した「草の細道 銀輪万葉集」が完成しました。 ご希望の方には配付したいと思います。勿論無料です。 A4版44頁で。読み物としても面白くなっています…

お湯休め「温泉茶がゆ」

我が家の朝食は「茶がゆ」。ここ数十年変わらないスタイルだ。 お米と水は1:10。お茶の葉っぱを袋に入れて、とろ火でゆっくりと炊きあげる。 根気が必要だ。匙で米を攪拌しながら、デンプン質を水分に溶かしてゆく。ライススープ風に仕上がれば、完成で…

古都を走る「京田辺、嵐山」行

木津と嵐山を結ぶ「嵐山八幡木津自転車道」の京田辺~嵐山間をMTB行しました。往復で75キロの行程で、河川に従って走りますので、アップダウンはないのですが、木津川、桂川と流れを変える度に風向きが変わり、風に翻弄される走行でありました。 京田辺…

お湯休め「温泉博士7月号」

いつも通り温泉博士が届きました。 関西以東の温泉場の無料入湯券が増えました。読者層を開拓しているのでしょう。 今回私が使えそうな所も数カ所あありましたが。奈良県の「あきのの湯」という温浴施設が目にとまりました。 今月末に心ならずも退官する同僚…

お湯休め「温泉湯豆腐」

温泉の利用法は「つかる」が一番ですが、「療養」と「調理」も温泉利用法としては古代から広く利用されてきた。 調理法として代表的なのは、温泉玉子。野菜を湯がくという利用法も広く利用されている。野沢温泉などが有名ですね。 私もよく利用するのが、飲…

犬鳴山温泉山乃湯「露天風呂工事進捗状況」

昨年の7月に始まった露天風呂工事だが、正直に言って全く進捗していない。ユンボの向きは変わっているので、少しはやろうとした痕跡は感じ取られるが、現場は全く進んでいない。 来年も、再来年もあるんだし、何時か出来たら良いのだ。 工事を見守る「犬」…

犬鳴山温泉「不動口館」

犬鳴山温泉行、今回は「不動口館」とした。 七宝滝寺本堂「不動堂」の入り口とでも言うのか「不動口館」が街道の分かれ道に立派な旅館がある。 湯は語る要なし。 お風呂の借景というか背景は満点。 二瀬川の渓流を鶯が飛び跳ねる。川面にはハヤが飛び跳ねる…

お湯休め「まっとうな温泉」

我がガイドブックの中でも重宝しているのが「まっとうな温泉 中国九州関西エリア」というマイナーなガイドブック。 南々社という広島にある出版社が03年に出版した。281軒の「かけ流し」もしくはそれに近い温泉旅館を紹介している。 良くあるガイド本も…

有馬温泉「ホテル花小宿」

有馬温泉の人気ホテル「花小宿」で昼食と温泉を楽しんだ。和風オーベルジュというジャンルを開拓した、関西の雄と讃えられている。 噂通りの料理は、九州宮崎県出身の調理人とお話をしているだけで、料理にかける意気込みと知識そして数々の後輩を輩出してい…

玄関を改装しました

玄関の写真を取り替えました。 以前は「三瓶温泉 小屋原」でしたが、これから暫くは「木津温泉 えびすや」の静の湯です。 初夏らしい雰囲気が出ていたら幸いです。