湯煙
どうしようもない花粉症のピークになりました。よく効くお薬もありますが、効くお薬は逆作用もあります。症状が出たときの一番の対症療法は「お風呂」です。元々、蒸気に当たるというのは理があると思いますが、加えて温泉成分が特段作用するように思います…
奈良追分の観梅と出かけましたが、大勢の人出に少々臆してしまい目的地を変更、平城宮跡の東の端にある「法華寺」としました。法華寺は国分尼寺の総本山で光明皇后の創建、生活に苦しむ庶民に何かと施しを行っていて、日本最古の銭湯もあるという。 観梅の後…
今回の温泉行の折りにも楽しんだのが、アマゴ料理。かれこれ20年以上は通っている、馴染みの店です。店と行っても看板があるわけでもなく、一見さんなど紛れ込むこともない。事実、未だかつて飛び込み客など見たことがない。 さて、そのアマゴですが祖先は…
丹波市が誕生し、同市の端に組み入れられた国領温泉です。近くの野趣溢れるアマゴ料理店の行き帰りによく利用します。今回も、その帰り道で拝湯しました。 同行した知人が、「ここに温泉宿があるの」と言うほどの普通の民家が並ぶロケーション。その旅館「助…
大和高田市の高齢者施設さくら荘に温浴施設がある。以前から気にかかっていた温泉だが、昨日初めて入湯が叶った。 遠くに金剛山、目の前に二上山がそびえるその足元に、その温泉があった。前後に高齢者向けの様々な施設を控えた中にあって、ゲートボウル場も…
友人の箏曲家大嶽和久氏が新作CD「花月」を発表しました。 以下大嶽氏のブログより・・・ 今回のCDはお勧めの自作曲を集め、好評を頂いた前回の作品集No6「飛天」に劣らない仕上がりとなっています。 1曲目はCDのタイトルにあります「花月」。この曲…
久しぶりの温泉は近場の城東区鴫野にある「華厳温泉」となった。大阪市内で野暮用を済ませて、思いつく一番近い温泉であったためだ、他に久しぶりでもあるが故決めた。 この湯はごく近くにある「不動の湯」と提携関係にある。井戸は同じかと問うと、全く別だ…
温泉博士3月号が届きました。いかにも忙しく、温泉に行っていないことの証明のような記載となりました。連続しての冊子の紹介ばかりです。 今号では、小粋な宿、力のある温泉という特集とか。温泉手形は全国127湯と言いますが、我が河内地区では特筆すべ…
お湯休めが続きます。本学の授業が忙しく、フィールドワークもままなりません。 今回は、正月に仲間と開いた歌会始の冊子が出来上がり、温泉大学の図書館に収蔵しましたことのお知らせです。 私は和歌は疎く、万葉集からの撰を行うことでお茶を濁しておりま…
河内温泉大学図書館に「作州から因州湯の旅」を収蔵しました。本作では、以前三朝温泉木屋旅館に関して書き残した、木屋旅館の大女将の父「河本緑石」と宮沢賢治そして種田山頭火に関する縁を書き加えてあります。 木屋旅館の現在のご主人のお手紙によると「…
温泉博士2月号です。元祖温泉手形は全国区127湯とか。馴染みの犬鳴山温泉元湯があるので、今月は利用できそうです。 表紙に書いてある見出しの本文が、中身のどれに当たるのか・・・よくよく首をかしげてしまう構成ですが、欲しいのは手形だけなのであれ…
連休の初日少し遠出を楽しんだ。水間観音にお参りして、身を清めて更に身を清めることにしました。奥水間温泉の道中に「松葉温泉」が再興なって「滝の湯」なる銭湯が出来ていて、奥水間温泉の真新しい看板も目立つような気がする。 奥水間温泉のお女中に聞く…
新年の温泉初湯は定番の「不動の湯」としました。 年明け早々はごった返していたでしょうが、今では普段の状態に戻っています。 又今年も、この温泉のお世話になるのだと思うと感謝の念もわいてくる。家に近い・・・これは本当にごちそうさまです。 不動の湯…
文楽に続いて松竹座での歌舞伎鑑賞でした。文楽は聴くというのが正しい表現らしいですが、歌舞伎は鑑賞で良いのではないかと考えます。 新春公演で 一、通し狂言 霊験亀山鉾(れいげんかめやまほこ) 亀山の仇討 という少々くらい話。何がくらいかというと、…
新年明けましておめでとうございます。本年も温泉好きの皆様にとって、素晴らしい温泉との出会いが叶いますことと心よりお祈り申し上げます。 また、拙い本ボードですが本年もどうぞご贔屓下さいますようお願い申し上げまして新年のご挨拶といたします。 さ…
友人である「偐家持」氏との共作であります、草の細道ー銀輪万葉集その弐が完結しました。例によって、「河内温泉大学図書館」に収蔵しました。 お正月休みなど、時間がございましたら是非ご一読下さい。 河内温泉大学図書館 http://www.sidestaff.jp/tomita…
この付近まで来たらここに立ち寄らない手はないだろう。湯村温泉から少し東へ向かい、国道からそれて春木峠を目指すとてっぺんに蕎麦屋がある。 新しい蕎麦、新鮮な水と空気が造り出した、芸術作品のような蕎麦は美味い。添えられる野菜もしかり。 お正月を…
ここは10月に訪れているが、そばを通過するとなると、立ち寄らねばならないだろう。湯かむり館で昼飯前の腹減らしだ。 この日は温泉組合の人々が、周辺や館内の清掃と整備をされていた。この様な人たちのお陰で、住民や旅の私も湯を楽しむことが出来る。感…
共に初めて訪れた。倉吉散策で冷えた身体を温めるも良いが、今回は足湯のみとした。 東郷温泉は、東郷湖畔にある温泉で、無味無臭無色の三要素が満たされて素晴らしい温泉に加えて温度が高く評価が高い。 湖の向かいにあるのが「羽合温泉」。よく洒落てハワ…
今回も宿は木屋旅館、いつも「お帰り」という雰囲気で迎えてくれる。宿の計らいで、一階の仕掛けのある部屋を用意してくれた。 その仕掛けとは、源泉の熱源が床から伝わってくる。当然だがラジウムも多少は身体を突き抜けるだろう。韓国のオンドル風だが、似…
関金温泉は随分気に掛かっていたが、やっと念願叶い入湯を果たすことができた。町の共同浴場の「関の湯」の板張りの湯桶につかると、恋いこがれていた女性に会ったような気分です。 ここも、ご多分に漏れず町に活気がない。しかし、この共同浴場には多くの住…
蒜山高原に塩釜冷泉がある。環境省の日本の名泉100に選ばれている。付近の住民が共同で管理しており、飲料水に利用されている。 辺り一帯は、キャンプ場やバーベキューサイトなどが整備されていて、家族連れが楽しめる仕掛けがある。夏のシーズンには賑わ…
郷緑温泉より200m程湯原ICよりに戻ると川向かいに墓所が見える。その辺りで川を渡って右折した突き当たりの河川敷にあるのが「茅森温泉」だ。看板も施設も何もない、浴槽を覆うように腰まで位の板囲いがあるだけ。 こんこんと源泉が流し込まれている、…
これが、と云う温泉の一つだが決して悪い意味でのこれがと言云うわけでなく、純粋に驚きの表現だ。 私は二年ぶりだが、家人は初めて、やはり予想通りここが温泉と驚いていた。もっと驚くのは、「何回か来てはりましたら、分かっているはず、どうぞ勝手に入っ…
何もネタがないときに重宝する温泉博士です。今号が平成21年の正月号です。 全国規模に成長して127湯もの温泉の無料券が付いていて、450円は安いのです。しかし、地域が広がった分身の回りの温泉施設が減ったような気にもなります。 今号でも、河内地区は比…
日本のマチュピチとか、関西のマチュピチと紹介される但馬竹田城に挑戦してきました。と、いっても三百数十メートルの九割り程度ほど自動車で登れます。 お城と言っても、全員が常駐しているようではなく、戦が始まった場合に戦場として立て篭もり、敵を撃退…
今年は渥美清生誕80年、寅さん誕生40年そして渥美清没後13年の周年にあたり、松竹が週年記念行事を各種行っています。 渥美清にかかる著作も各種出版されています。私も大の渥美清ファンで周年行事にあやかって拙い文章を纏めましたので収蔵することに…
久しぶりの温泉です。馴染みの不動の湯は、早朝から大入りです。ほとんどは定年退職組のような叔父さんばかりですが、心から楽しんでいる様子が伝わります。 今月は多少時間にゆとりがあり、日本海側への温泉行も予定しております。手初めてしてはやはり不動…
とうとう月末になってしまいました。本日は仲間内の集まりがあって、私がスピーカーです。45年くらい集っている仲間内の会です。故に。温泉行なりません。 発表会が終わっての飲み会が目的の私は、麦酒の共を用意することにしました。今回は「コマイ」を。…
三部作の最後は、御苑か二条城かと予想されましたでしょうか。しかし、残念ながら「保津川下り」とさせていただきました。 亀岡から大凡2時間で嵐山へ。四季折々の自然の景色が楽しめますが、圧巻は錦秋の季節。その景色の少しでもお楽しみ頂けたら幸甚です…