河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

2018-01-01から1年間の記事一覧

本格的な温泉は近くの鴫野で「不動の湯」

吉野川を越えて賀名生まで攻め入っても、温泉では返り討ちに遭いました。しからば、と出掛けたのが大阪市内は大阪城の東「大坂冬の陣」では激戦地となった鴫野近くの「不動の湯」。我が温泉大学の友好提携温泉であります。しかし、友好と云ってもこちらが勝…

南朝天皇の行宮を訪ねてその4 「余談」

五條と言えば「天誅組」「五新線」そして「柿の葉すし」くらいしか頭に浮かんでこなかった。「南北朝」に関しては、ぼんやりと記憶にはあったのですが、今回読書会の続きで現地を訪れて益々ぼんやりしたもののうっすらと晴れてきたものもあります。「南北朝…

南朝天皇の行宮を訪ねてその3 「西吉野桜温泉」

さて南朝行宮巡りはこの辺にして、最後の課題である西吉野桜温泉へ向かうこととしましょう。その前に西吉野に来たなら是非土産にとすすめられた「柿」を買うこととしましょう。資料館の職員のご推薦は「選果場」とか、只少し戻って貰わねばと云うが、わずか1…

南朝天皇の行宮を訪ねてその2 「賀名生皇居跡に五條高校分校」

栄山寺から賀名生までは国道25号に一旦出てから五條市内で国道168号にスイッチするが、今回私は吉野川左岸をショートカットした。以前この付近をバイクで散歩したことがあり、多少の土地勘が残っていた。途中、辯天宗総本山如意寺の脇を通ると168号にすり寄…

南朝天皇の行宮を訪ねてその1 「御本尊特別開帳の栄山寺」

吉野川が紀の川と名が変わる直前、吉野川は川底が岩礁となり曲がりくねり川幅も狭く、急峻な流れの場所が多くなる。それが栄山寺を過ぎた辺りから、元の表情を取り戻し五條の街へと流れ込む。幾ら豊かな水路であっても、あまりにも荒れる表情を見せると、舟…

躍の天満宮か寂の道明寺

廃仏毀釈までは同じ屋敷内に存在していたという、道明寺天満宮と道明寺は一言で言い表すと表題のような雰囲気を現しています。どちが良いとかいけないと云う意味ではありません。自然に醸し出す雰囲気がそう感じられます。維新後は、宗教とその思想で国を括…

梅の名所は菊花も美しい「道明寺天満宮」

南河内の梅の名所と云えば「道明寺天満宮」で、大凡異論は無いでしょう。自称八百本の梅林と天満宮という大舞台を背負っているだけに、意見を挟むことは出来ません。私が脱サラするまでの職場では仕事を終えて、目と鼻の先の神社へ駈けだして、梅見と称して…

新装開場「花園ラグビー場」紹介

2019年ラグビーワールドカップが日本で開催されます。会場の一つに東大阪の花園ラグビー場が選ばれ、この程スタンドなどを新設してお披露目されました。ブロ友のhiromiさんがこの内覧会に参加されたそうで、様子を紹介なさっています。選手や関係者しか入れ…

難攻不落 大和の「筒井順慶城」で

大和「五條の賀名生行宮」跡を見学に・・・と河内を出たのですが、途中奈良市あやめ池周辺で所要を済ませた辺りで、腰折れとなり表題の結果に。もっとも、筒井城も課題にはなっていたので、これ幸いと距離の短い楽な方を取ったもの。先の読書会で勉強した、…

秋空の本での運動会他

昨日は爽やかな秋晴れという形容詞がピッタリの中でNちゃんの運動会でした。好々爺らしく振る舞おうとして朝早くからお出かけです。行きたい・・・という愚妻を蹴り倒して高速の人に。愚息夫妻が住まいする街までは、大凡30分程度で到着ですが、駐車場所探…

食料援助かな

大阪府池田市には日清食品の「安藤百福発明記念館」、その愛称というか通称「カップヌードルミュージアム 」があります。創業者の安藤百福(ももふく)の自宅裏工場でチキンラーメンを発明したことに因んで、創業の地に建設されたもの。近くに住む息子達が訪れ…

キンズに実がついた

植物には疎いというか、関心が無い。喰えるかどうか、後は草花か樹木か、例えばチューリップかスミレ草か、若しくは桜か梅か程度なら区別が付きます。喰える草と云うのが適当かどうかは別にして、ほうれん草と小松菜の区別は陳列にあったら遠くでは分からな…

野崎観音から四條畷神社まで 左甚五郎忘れ猫にも出会う

主な目的は四條畷神社、次回若草読書会の課題図書が「南北朝」林屋辰三郎著と云うことで、読書に取り組んでいましたが現場の空気を吸えば少しは理解が進むのではと云う、期待値を込めての訪問です。以前一度行ったことがありましたが、南朝の将として戦い、…

季節が変わっていた

久しぶりの晴れ間、時間の余裕も出来たので溜まっていた所要を片付けに生駒山麓の知人宅を訪問。バイクで小半時くらいの距離ですが、久しぶりのバイクは足に堪えます。日常のお買い物に行く以外の10キロを超えるバイク行は、先月ホテイアオイ見物に参加させ…

コンビニパンに飽きたので

台風一過は好天と神無月初日、花道には25号が控えていると云うが、暫し天災を忘れて好天に浮かれてみるのも良いでしょう。好天と云えば「貧乏神」のビンちゃんのアルバイト、洗濯日和でもあります。しかし、ご利用者様が自らなさるというのを押しとどめるの…

めでたくも退院のはこびに

今月初めから入院していました我妻ですが、昨日退院となりました。しかし、完治してと云うわけにはいかず入院中と同じような生活が家で出来るならという条件付きです。本人はどの様な条件を付けられても退院するという意志で戻って頂きました。この、入院中…

明日かあさってが見頃でしょうか「彼岸花とホテイアオイの競演」

前回に引き続き橿原市の本薬師寺へ花見を。先週は彼岸花も咲いてはいましたが、強烈なインパクトはありません。本日、骨休みとして大きな風呂という目標で法隆寺裏の「いきいきの里」へ、その序でにと當麻寺山門前の中将餅を求めに行きました。大和に入りそ…

飛鳥路サイクリング行「本薬師寺 ホテイアオイ」

先月に続いて大和橿原市の本薬師寺「ホテイアオイ」見物です。これは、さる16日に友人の偐家持氏が知人達をお連れしての万葉歌碑サイクリングのツアーの案内役をされることとなり、その殿と云えば格好良いのですが補助員としての参加でした。 そのツアーで…

ちょっと冴えないスポーツ界「カレーパンで喝!」

ここ暫くテニス以外は冴えない話題が多いスポーツ界です。プロとアマの垣根が低くなればなるほど、金銭や名誉欲に駆られた人心が顕わになってくるのでしょうか。そこで、もう一つ冴えな無くも無いラグビーネタで埋め草のような軽い話題提供です。 来年がラグ…

ちょっと変だな?この日本語は

本日は朝から自宅で待機中です。何をかといいますと台風で被害を受けたガレージの養生に来て戴く屋根屋さんを待っています。約束した時はまだ妻が家にいたものでそのつもりで、「何時でも結構」といい加減な約束をしてしまいました。その後状況が変わりまし…

遂に登場「お掃除ロボ ルンバ」

洗濯機と食洗機の学習に続いて、お掃除ロボ遂に登場です。帯状疱疹に罹患した我が妻、余病と思っていた循環器系に危機が迫り、遂に入院となりました。激痛に苦しむ帯状疱疹に気を取られていたと云うのも一因ですが、思いの外に心臓等の循環器系にもダメージ…

こんな時期には良いのじゃないかな「寅ちゃん再登場」

世の中怖い物と云えば、地震雷火事親父とか親爺にしたら良い魅惑でしょう。親爺を入れ替えるなら「台風・地震」とでもしましょうか。世の中が暗い時、あの底抜けの笑顔が一番時機に会うのでは無いでしょうか。新作の公開は、松竹の「『男はつらいよ』50周…

天から堕ちた羽根か

堕ちた天使というお話しは遠く聞いた事がありますが、その天使の羽根でも無い金属の屋根部材が堕ちてきました。堕ちたのは我が家と、向かいの家です。舞い上がった動力は、台風21号です。この21号彼方此方で悪さをしていると、テレビ画面で見ていました…

秋雨の後晴天なり

昨日の秋雨前線の雨の後は晴天です。朝食後カレンダーを捲った序ででは無いですが、最寄りの駅近くの花屋さんで「槇」を求めて墓参です。七月末から八月にかけての猛暑とは違うと感じるのは、槇の傷みの程度です。やはり、遠くではありますが、秋の気配が近…

洗濯機と食洗機の違いがわかる男に

落語の「貧乏神」というお話しは、とびっきりの貧乏に取り憑いた貧乏神が甲斐甲斐しくその男に尽くすが、なけなしの臍繰りを持ち出されて貧乏神にも捨てられるという落ちです。その貧乏神の「ビンちゃん」が洗濯物を干して、夕日に向かって明日も晴れてくれ…

何もない日は「餡食パン」を戴く

車のお世話になっているお店が、当該店舗開設20周年というハガキはいただいていました。似顔絵描きとか仕掛けがあるという案内ですが、忙しさに紛れて忘れていましたら、昨夜T課長さんから是非来て下さいと架電です。物珍しい仕掛けと、生来のいやしさか…

君は早く逝きすぎたよ 其の弐

O君とのお別れになる葬儀・告別式は過日滞りなく執り行われました。ご遺族は形式を排した内輪の葬儀をとお考えだったようです。しかし、人に優しく親切な彼のお人柄を示すかのように多くの愛弟子、邦楽界の関係者そして友人・知人が会場に入り切れないほど詰…

君は早く逝きすぎたよ

人生の友、特に幼いころからの友は時に兄弟以上の存在に見えることもあります。まして、同じ時期に同じ病を得て同じ頃に手術をした友は、いわば戦友と云える関係でもあります。悪性新生物という病は、高齢化が進み今や二人に一人が罹患すると云われますが、…

白洲正子ワールド 「十一面観音巡礼」 富雄川周辺の太子道に沿って

十一面観音像との出会いを白洲正子は著書「十一面観音巡礼」の冒頭で「私はおそるおそる天衣の裾にさわってみて、天平時代の乾漆の感覚を確かめてみた。それは私の手に暖かく伝わり、心の底まで深く浸透した。とても鑑賞するなどという余裕はなく、手探りで…

盂蘭盆会雑感

今日からお盆です。地獄の釜の蓋が開く、先祖が帰ってくる、絶好の旅行チャンスと海外へ、又は親族が帰ってきて生き地獄・・・と様々なお盆風景が列島で繰り広げられています。それぞれでスタイルのお盆があれば良いのでしょう。我が家では迎火も無ければ送…